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外陰トラブル
外陰トラブルとは、大陰唇、小陰唇、クリトリスなど外性器部分にできたしこりや潰瘍を総称したものです。原因やしこりの症状などはさまざまですが代表的なものには次のようなものがあります。
▼性器ヘルペス
ヘルペスウイルスにより感染し、外陰部に多数の水ぶくれができ、痛みや発熱などを伴います。水ぶくれはつぶれて潰瘍となり、排尿時にはげしく痛んだり、痛みのために歩行に支障がでることもありますが、感染しても症状があらわれないこともあります。このウイルスにいったん感染するとずっと体内に潜伏し、性交とは関係なく再発します。妊娠中に感染・再発、発生すると、流産や早産を誘発するほか、新生児が全身性ヘルペスにかかって死亡する危険性があります。
▼ベーチェット病
厚生省の特定疾患治療研究事業対象疾患に指定されている難病の1つであり、原因不明の炎症で、口、目、皮膚にでき、女性の場合は外陰部に潰瘍ができることもあり、うずくような強い痛みがあります。失明や死亡にいたることもある怖い病気ですが原因が解明されていないため、決定的な治療法も発見されていません。対処治療法として、副腎皮質ホルモン剤や抗生物質の軟膏を用います。
▼バルトリン腺炎
膣の入り口左右にある分泌腺・バルトリン腺に大腸菌、ブドウ球菌、淋菌などの雑菌が侵入し炎症を起こした状態で、小陰唇の外側や大陰唇が赤く腫れ、強い痛みをともない、ひどいときは発熱することもあります。
▼外陰脂肪腫/外陰線維腫
外陰部の脂肪組織、または線維組織が増殖してできるしこりのことです。脂肪腫は丸くやわらかいしこりで、線維腫はコリコリと弾力のあるしこりとなります。どちらも痛みやかゆみがないので、小さなうちは気づかないことが多いですが、大きくなると性交時や歩行時に異物感を感じることもあります。ほとんどが良性なので、定期的な観察以外、特に治療を必要としませんが、大きくなれば摘出手術をします。
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