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卵巣ガン
卵巣ガンは、卵巣にできた腫瘍のうち悪性のものをいいます。卵巣ガンには最初から卵巣がガンとして発生した原発性のものと、他の臓器のガンが転移してきた転移性のものがあります。卵巣は「沈黙の臓器」と言われるように、自覚症状が出たときにはすでにガンが進行してしまっている状態が多いので、早期発見・早期治療が必要であります。
原因としては、肥満、糖尿病、高血圧、喫煙習慣、不妊治療に用いられる排卵誘発剤の使用、動物性脂肪の過剰摂取などが考えられ、30代〜50代が多く発生します。
卵巣は腹部にあって腫瘍ができてもはじめはほとんど自覚症状がありません。腫瘍が大きくなると直腸や膀胱が圧迫されて頻尿や便秘などの症状が現れます。また、転移しやすいガンの場合は、腫瘍が卵巣内であまり大きくならないうちに広がってしまうため、腹膜に広がり腹水のために腹部全体が大きくなるとか、胸水がたまって息切れがするなど、進行した症状ではじめて異常を自覚することが多いでしょう。治療としては、手術と抗がん剤による化学療法です。なお卵巣を片方取っても、もう一つが無事に残っていれば妊娠は可能となります。
卵巣ガンの進行段階
▼T期
卵巣のみにガンが留まる(転移していない)
▼U期
卵管、子宮、直腸、腹膜に転移している
▼V期
骨盤内の組織だけでなく、上腹部、リンパ節にも転移が見られる
▼W期
腹腔外あるいは、肝臓等に転移が見られる
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